データに見る、社労士試験の難易度

社労士, 難易度

資格試験の難易度を推し量る上で、かっこうの物差しとなるのが「合格率」です。では、社労士試験の合格率は、どのようになっているのでしょうか?

ここ10年間における社労士試験の合格率の平均は約7%。平成19年度に1度、合格率が10%を超えたことがありましたが、基本的には合格率10%を切る、すなわち社労士試験とは10人に1人も合格できない試験と言うことができます。ちなみに、平成27年度の社労士試験は、受験者数40,712人に対して合格者数は1,051人。合格率は2.6%と、過去もっとも合格率の低い(=難易度の高い)年度となりました。

全国社会保険労務士会連合会試験センターが公表している合格基準を見てもわかる通り、社労士試験は、「上位何%が合格」という相対試験ではなく、基準点を満たしさえすれば合格することのできる絶対試験です。にも関わらず、合格率が毎年7%前後で推移しているということは、試験問題がそのような難易度に作られていると理解すべきでしょう。

社労士試験の大きな特徴のひとつに、試験科目の多さがあります。具体的には、①労働基準法及び労働安全衛生法、②労働者災害補償保険法、③雇用保険法、④労働保険の保険料の徴収等に関する法律、⑤健康保険法、⑥厚生年金保険法、⑦国民年金法、⑧労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識の、全8科目からなります。
8科目もあると、当然、その中には得意科目と苦手科目が出てくると思いますが、社労士試験を攻略する上では、それは許されません。というのも、試験では、各科目に足切り点が設定されているため、ひとつでも苦手科目があると、足切りにあって合格できない恐れがあるからです。8科目すべてを万遍なくマスターしなければならないというのも、社労士試験の難易度の高さの理由として挙げられるでしょう。

なお、社労士試験では、空欄に入る適切な語句を選択肢の中から選ぶ「選択式」と、5つの文章の中から適切なものをひとつ選ぶ「択一式」の2種類の問題が出題されます。そのため計15パターン(単純に8科目×2種類ではない点に注意!)の問題に対応できなくてはいけません。


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